education エデュケーション教育

1年目 ジュニアアシスタント【30認定】Ⅰ

1.Preparation(プレパレーション)

 社会人とし・準備・用意

2.接客

 基本・応用(接遇+α)ロールプレイング

技術

  □3.Shampoo(シャンプー)

   水溶性シャンプー(15分100回後テスト)

  □4.Dry(ドライ)

   プレドライ(15分100回後テスト)

  □5.Perm(パーマ)

   WD ベーシック(ウィッグ)

   (15分100回後テスト)

Spa(スパ)

  □6.水溶性ヘッドスパ

   (15分100回後テスト)

  □7.スパメニュー理解

毛髪皮膚科学理論

  □8.水溶性タンパク質理論(テスト)

□Treatment(トリートメント)

  □9.水溶性トリートメント(ウィッグ)

   (15分50回後テスト)

  □10.水溶性トリートメント(人頭)

    (15分50回後テスト)

  □11.各トリートメントメニュー プロセス理解

□Color(カラー) 10分~20分

 □グレイカラー(リタッチ)10分~15分

  □12. (ウィッグ)(15分100回後テスト)

  □13. (人頭) (15分100回後テスト)

 □グレイカラー(ワンタッチ)10分~15分

  □14. (ウィッグ)(20分100回後テスト)

  □15. (人頭) (20分100回後テスト)

  □16.カラー 理 論 Ⅰ(テスト)

  □17. カラーモデル(テスト)

18.Counseling(カウンセリング)

 □マイクロスコープ理論5分50回

 □カウンセリング理論5分50回

  (10分100回後テスト)

□19.Cut(カット)

 □ワンレングスボブカット(基本)(ウィッグ)

  (10分100回後テスト)

□ワンレングスボブカット(Aライン)

 □22. (ウィッグ) (10分100回後テスト)

 □23. (人頭)(10分100回後テスト)

 

縮毛矯正

 □ストレートアイロン

 □24.(ウィッグ)(30分50回後テスト)

25.(人頭) (30分10回後テスト)

26.薬液の塗布(10分50回後テスト)

 

Iron(アイロン)ウェーブ

 □左右が使えること

 □パラレル巻き

  □27. (ウィッグ)(20分100回後テスト)

  □28. (人頭) (20分10回後テスト)

□バーティカル巻き

 □29. (ウィッグ)(20分100回後テスト)

 □30. (人頭) (20分10回後テスト)

 

.アロマアンドアイボリー認定オールテスト

 1~30内訳(1項目100~200 3,000)

 

2年目 アシスタント【70認定】Ⅱ

Color(カラー)10分~30分

ファッションカラー(リタッチ)10分~15分

 □31. (ウィック50回後テスト)10分

 □32. (人頭50回後テスト)15分

ファッションカラー(フル)15分~25分

 □33. (ウィック50回後テスト)15分

 □34. (人頭50回後テスト)15分~25分

ブリーチ(15分~25分)

 □35. (ウィック10回後テスト)15分~20分

 □36. (人頭10回後テスト)15分~25分

Design Color(デザインカラー)15分

 □37.毛 先カラー【1/3】(ウィック50回後テスト)15分

 □38.毛 先カラー【1/3】(人頭50回後テスト)15分

 □39.毛 先カラー【1/4】(ウィック50回後テスト)15分

 □40.毛 先カラー【1/4】(人頭50回後テスト)15分

 □41.ハーフカラー【1/2】(ウィック50回後テスト)15分

 □42.ハーフカラー【1/2】(人頭50回後テスト)15分

 □43. インナーカラー(人頭テスト)アンダーセクションのみ8分

Weaving(ウィービング)68枚(25分)

□(チップ)パラレル

 □44.(ウィック50回後テスト)25分

 □45.(人頭10回後テスト)25分

 □(チップ)バイアス

 □46.(ウィック50回後テスト)25分

 □47.(人頭10回後テスト)25分

 □(チップ)バーティカル

 □48.(ウィック50回後テスト)25分

 □49.(人頭10回後テスト)25分

□(スライシング)パラレル

 □50.(ウィック50回後テスト)25分

 □51.(人頭10回後テスト)25分

□(スライシング)バイアス

 □52.(ウィック50回後テスト)25分

 □53.(人頭10回後テスト)25分

□(スライシング)バーティカル

 □54.(ウィック50回後テスト)25分

 □55.(人頭10回後テスト)25分

パーソナルカラー

 □56.(ウィック50回後テスト)25分

 □57.(人頭テスト)25分

 □58.カラー理 論 Ⅱ

 □59. カラーチャート勉強

 □60. カラーチャート作り

Cut(カット)

カットだけで内巻になるボブ

 □61. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

 □62. (人頭) (15分テスト)

セクションゾーンカット

 □レイヤーエアリーボブカット(3パターン)

 □スクエアー&ボブ

  □63. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

  □64. (人頭) (15分テスト)

□ラウンド&ボブ

 □65. (ウィッグ) (11分50回後テスト)

 □66. (人頭) (15分テスト)

□ダイヤモンド&ボブ

 □67. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

 □68. (人頭) (15分テスト)

Blow(ブロー)

 □69. 内巻(ウィッグ) (15分50回後テスト)

 □70. 流し (ウィッグ) (15分50回後テスト)

 

.アロマアンドアイボリー認定オールテストⅡ

 31~70内訳(1項目100~200 7,000)

 

3年目 ジュニアスタイリスト【182認定】

 

Cut(カット)基本+応用

レイヤー(3種類)+2

(パネル取り⇒パラレル・バイアス・バーティカル)

 □レイヤー(アウト135°地面に対しパラレル)基本

  □オン

   □71. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □72. (人頭) (15分テスト)

  □イン

   □73. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □74. (人頭) (15分テスト)

  □アウト

   □75. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □76. (人頭) (15分テスト)

  □オーバー

   □77. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

  □78. (人頭) (15分テスト)

□ローレイヤー(アウト135°以内)

  □オン

   □79. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □80. (人頭) (15分テスト)

  □イン

   □81. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □82. (人頭) (15分テスト)

  □アウト

   □83. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □84. (人頭) (15分テスト)

  □オーバー

   □85. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □86. (人頭) (15分テスト)

□ハイレイヤー(アウト135°以上)

  □オン

   □87. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □88. (人頭) (15分テスト)

  □イン

   □89. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □90. (人頭) (15分テスト)

  □アウト

   □91. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □92. (人頭) (15分テスト)

  □オーバー

   □93. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □94. (人頭) (15分テスト)

□セームレイヤー(頭皮に対して90° 3面カット)

  □オン

   □95. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □96. (人頭) (15分テスト)

□スクエアー(直角ボックス 2面カット)

  □オン

   □97. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □98. (人頭) (15分テスト)

□グラデーション(パネル取り⇒パラレル・バイアス・バーティカル)

 □パラレル(平行)

  □グラデーション(イン45°)

   □99. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □100. (人頭) (15分テスト)

  □ローグラデーション(イン45°以内)

   □101. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □102. (人頭) (15分テスト)

  □ハイグラデーション(イン45°以上)

   □103. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □104. (人頭) (15分テスト)

バイアス(斜め)

  □グラデーション(イン45°)

   □105. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □106. (人頭) (10分テスト)

 □ローグラデーション(イン45°以内)

   □107. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □108. (人頭) (15分テスト)

 □ハイグラデーション(イン45°以上)

   □109. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

   □110. (人頭) (15分テスト)

  □111. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

  □112. (人頭) (15分テスト)

バーティカル(垂直)

  □グラデーション(イン45°)

  □113. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

  □114. (人頭) (15分テスト)

 □ハイグラデーション(イン45°以上)

  □115. (ウィッグ) (10分50回後テスト)

  □116. (人頭) (15分テスト)

Blow(ブロー)

  □フィンガーブロ-

   □ストレートアクション

    □117. (ウィッグ) (15分30回後テスト)

    □118. (人頭) (15分テスト)

   □スクラッチアクション

    □119. (ウィッグ) (15分30回後テスト)

    □120. (人頭) (15分テスト)

   □ラウンドアクション

    □121. (ウィッグ) (15分30回後テスト)

    □122. (人頭) (15分テスト)

  □ロウリングアクション

   □123. (ウィッグ) (20分30回後テスト)

   □124. (人頭) (20分テスト)

  □ループアクション

   □125. (ウィッグ) (25分30回後テスト)

   □126. (人頭) (25分テスト)

 

Iron(アイロン)ウェーブ

1/3毛先巻き

 □パラレル(平行)

  □127. (ウィッグ)(20分100回後テスト)

  □128. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バーティカル(垂直)

  □フォワード毛先巻き

   □129. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □130. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □131. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □132. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □133. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □134. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バイアス(斜め)

  □フォワード毛先巻き

   □135. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □136. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □137. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □138. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □139. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □140. (人頭) (20分10回後テスト)

1/2毛先巻き

 □パラレル(平行)

  □141. (ウィッグ)(20分100回後テスト)

  □142. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バーティカル(垂直)

  □フォワード毛先巻き

   □143. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □144. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □145. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □146. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □147. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □148. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バイアス(斜め)

  □フォワード毛先巻き

   □149. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □150. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □151. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □152. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □153. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □154. (人頭) (20分10回後テスト)

□2/3毛先巻き

 □パラレル(平行)

  □155. (ウィッグ)(20分100回後テスト)

  □156. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バーティカル(垂直)

  □フォワード毛先巻き

   □157. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □158. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □159. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □160. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □161. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □162. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バイアス(斜め)

  □フォワード毛先巻き

   □163. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □164. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □165. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □166. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □167. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □168. (人頭) (20分10回後テスト)

□不規則クロス巻き

 □バーティカル(垂直)

  □フォワード毛先巻き

   □169. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □170. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □171. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □172. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □173. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □174. (人頭) (20分10回後テスト)

 □バイアス(斜め)

  □フォワード毛先巻き

   □175. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □176. (人頭) (20分10回後テスト)

  □リバース毛先巻き

   □177. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □178. (人頭) (20分10回後テスト)

  □ミックス毛先巻き

   □179. (ウィッグ)(20分30回後テスト)

   □180. (人頭) (20分10回後テスト)

 

Iron(アイロン)ストレート

 

 □181縮毛アイロン

 

.182アロマアンドアイボリー認定オールテストⅢ

 71~181内訳(1項目100 18,200)

 

4年目スタイリスト

Cut(カット)

セクションゾーンカット

 □183 2セクションゾーンカット20分

 □184 3セクションゾーンカット20分

 □185 5セクションゾーンカット25分

 □186 6セクションゾーンカット25分

 □187 7セクションゾーンカット25分 

 □188 8セクションゾーンカット25分

 □189 座標軸カット35分

 

.190アロマアンドアイボリー認定Ⅱ

 内訳(1項目100 19,000)

 

 

□アロマアンドアイボリーだけの

パーソナルデザインオリジナルカット

 □191彫刻

 □192カットだけで収まるカット

 □193艶カット

 □194スタイリングレスレスカット

 □195ダイヤモンドカット

 □196卵型カット

 

カットテクニック

 □197ショートストロークカット

 □198ミディアムストロークカット

 □199ロングストロークカット

 

  □.200アロマアンドアイボリー認定オールテスⅣ

 71~200内訳(1項目100 20,000)

 

5年目以降幹部育成スタイリスト+α

□Set(セット)

 □アップ

□Make(メイク)

 □基本15分

 □応用20分

 □デザイン25分

□nail(ネイル)

 □基本30分

 □応用60分

 □デザイン90分

□エステ

 □ベイシックフェイシャル30分

 □リフトアップ45分

 □美白45分

 □エイジング60分

□着付

 □基本

 □応用

 □デザイン

浴衣15分

訪問着20分

□留め袖20分

□袴20分

□振り袖25分

□経営コンサル理論

□ネット関連事業部

□ネットショップ

□アロマアンドアイボリー講師認定

.アロマアンドアイボリー認定オールテストⅡ

 内訳(1項目100 全項目達成20,000~)

 

Aroma&ivoryカラーの

基本的な考え方

3T3S COLOR 

3THEORY

SYSTEM COLOR

(スリーセオリースリーシステムカラー)

(1色彩学・2カラー技術・3毛髪皮膚科学)

(1カウンセリング・2毛髪診断・3薬剤調合)

基本理論

 

●Aroma&ivoryでよく使うカラー用語

アクセントカラー
装いにポイントをきかせるため、

配色上用いる強調色のこと。

ハイライトとして使う色、

強調させるために加える色。

アッシュ系
カラーリングの色調で灰色系の

色味を持ったグレーがかった

ブラウン系のヘアーカラー。

髪の赤みをブルーで抑え、

くすん だような色味が出る。

アルカリカラー
PH
911PH値の高いカラー剤。

髪の色素を抜きながら染料を

入れることができ、

色数も豊富で長持ちする。

但し元の色には戻らず

2,3ヶ月たつと染料だけが落ち、

ブリーチ(脱色)したのと

同じ状態になる。


アンダーレベル
カラーリングする前の髪の明度。

色の3原色
色の3原色には

「色光の3原色」と

「色料の3原色」があります。

原色は混色して他の色を

作り出せますが、

他のどんな色を混ぜても

原色を作り出す

ことは出来ません。

つまり、もっとも

基本になる色のことを指します。

インスタントカラー
髪の表面に一時的に色を

付けるもので一時染毛料

とも呼ばれる。

形状は様々でクリームタイプ、

マスカラタイプ、

スプレータイプなどいろいろある。

どれも1回のシャンプーで

簡単に落とせる。

逆にいえばシャンプーする

までの間しか持たない。

何回使っても髪の毛に染料が

しみこむことはない。

 

インナーカラー
内側の髪にカラーを入れ、

上にかぶさった髪が動くと

内側の色が現れてスタイルに

表情がつきます。

ウィービング
カラーリングの際、筋状に

色を入れるときに

使われるテクニック。

コームのお尻の部分

(テール)を使い、パネルから

ある一定の間隔でジグザグに

毛束をすくい上げていく。

毛流れを強調し立体感を出す

効果がある。

ウォーム系
カラーリングの色調のこと。温かい印象のカラー。

赤み。

オキシ(OX・デペロッパー)
オキシドール(過酸化水素水)の略語。

主に2剤と呼ばれ、無色透明の液体で

脱色効果がある。

 

オーバーラップ

重ねる。重複する。

ヘアーカラーで違う色の毛束を

重ね合わせること。

カッパー系
カラーリングの色調でオレンジの

色味を持ったヘアカラー。

暖色系の色調で、日本人の黒髪は

脱色すると赤みを帯びた黄色になる

ことが多いので綺麗に発色しやすく、

退色しにくいの特徴。

カラーチャート
力ラーサンプル(色見本)のこと。
希望の色を出すために、薬剤のリフト力、

薬剤の色味の目安になります。
最近のカラーチャートは、バージン毛に

塗布したケースと
白毛に塗布したケースなどもあります。

カラーテスト
放置時間後に毛束を少し取ってカラー剤

を取り除き、発色を見ること。

カラーリスト
へアカラーリングのみをサロンで専門に

受け持つ技術者。
日本ではまだ馴染みが薄いが、欧米では

大きな信頼が寄せられ、活躍著しい。
本来の意味は「色彩に巧みな画家」。

公的な資格や免許はない。

間充物質(マトリックス)
ケラチンタンパク質で形成され、

適度な水分を保ちながら皮脂細胞をつなぎ止め、
毛髪内部のすき間を埋めているもの。

キューティクル
毛髪の外側を多う部分。外的な刺激から髪を守り、

内部のタンパク質を保護する。

グラデーションカラー
カラー剤の配合を変え、根元から

毛先にかけて34層くらいで
色を変えてカラリングしていくテクニック。

クーリング
加温後の冷却や加温途中の温度調整の際に

使われる技法。

クール系
暗めのカラーリングのこと。

原色
混じりけのない純度の高い色。

混ぜ合わせて種々の色を作る元になる色。

一般的に赤・青・黄の3色。光の場合は

赤・緑・青の3色。


コルテックス

毛髪の主成分で水分を多く含む。

そのため薬品の影響を受けやすく

ダメージも受けやすい部分。

彩度
色の鮮やかさの度合い。

鮮やかな色は彩度が高く、

くすんだ色は彩度が低い。

色相
赤、青、黄などの色味のこと。

 

色光の3原色

 重ねていくとだんだん明るくなる色の組み合わせ。
全部混色すると白色光になります。
これを「加法混色」と言います。
混色して出来た色の明度は元の色より高くなります。
赤・緑・青で作る発行色(テレビ、スポットライト)

 

色料の3原色

重ねていくとだんだん暗くなる色の組み合わせ。
全部混色すると暗灰色になります。
これを「減法混色」といいます。
混色して出来た色の明度は元の色より低くなります。
シアン・マゼンタ・イエロー(絵の具、プリンター)

 

セクションカラー
フロント、サイド、えり足など、

あるパート(部分)

だけを違うカラーで染めた

カラーテクニック。

 

スライシング
取り分けた毛束に色味を入れて

いくテクニック。

縦のラインを強調するのに効果的。
ウィービングよりも幅広く毛束を

とるので立体感をより強調できる手法です。

退色
一度いれたカラーが時間の経過とともに

色落ちして変色した状態。

ダブルカラー
最初にブリーチして髪の色素を

抜いてからカラリングする方法。

カラー剤の色がはっきり髪に入る。

または、2色のカラー剤を使って

表現するカラー方法。

ターンカラー
明るくカラーリングした髪を

黒髪に戻すこと。

ティント
染料と同意語。
カラー剤に入っている色素のこと。

トーンアップ
髪の色を明るくすること。

リフトアップともいう。

トーンダウン
髪の色を暗くすること。

乳化
カラー剤とお湯を混ぜて、

髪や頭皮についた

カラー剤を落とす作業。

ハイライト
ベースの髪色より明るい色を部分的に入れ、

立体感やアクセントを演出する方法。

発色
色を出すこと。

バレアージュ
パネルごとに多色で染めること。

毛束をとってハケでぼかすように塗る。
グラデーションのついた仕上がりになる。

ピグメント
髪の持つ色素のこと。

ピグメンテーション
色補正をすること。明るくなりすぎた部分に

地毛の色(元のメラニン色素)に近い色を入れること。

フロスティング
部分染めのこと。フロストとは霜が降りる

という意味でウィービングによって

染め上がった状態。

プライミングカラー
下塗りの意。補色を使って求める

色味を出すテクニック。

アンダーカラー

(髪の内部に残っている色味)の

反対色(無彩色)を補充して

希望の色味を出す。

ブリーチ(脱色)
髪の毛を染めるのではなく脱色すること。

髪の内部のメラニン色素を分解。

髪の毛が明るくなりヴィヴィッドな色を

入れる前処理としても使われます。

刺激が強く髪や地肌にもダメージが

残りやすい。

ヘアマニキュア(酸性カラー)
髪の表面をコーティングするように

染色してツヤを出す方法。

内部まで浸透しないため髪内部は

ダメージ受けないが外部は多少

負担がかかる。

元の髪が黒いと発色しにく

くヘアダイやブリーチ(脱色)などで

髪が明るくなっていれば色は入りやすい。

いわば色の付いたセロハンテープを

髪にのせたような発色になります。

*アロマアンドアイボリーでは

ヘアマニキュアは

シリコン(=セメダイン)のため

手荒れを起しやすいので使用してません。

 

へナ
インドやパキスタン原産の植物を粉体に

したもので古くから
天然の発色効果とトリートメント効果が

あると注目されている。
天然のため色のりもうっすらした感じになる。
トリートメント効果も高いため髪に

ハリコシ&ツヤもでる。

 

ペールイエロー
ブリーチを繰り返しおこなったかなり

明るい金髪の色味。
ハイトーンのカラーを入れる場合の

ベースの色味をペールイエローまで

脱色してから色を入れると発色が良い。


ペールカラー
明度が高く、彩度が低い色。淡色。

 

マット系
カラーリングの色調でグリーンの色味を

持ったヘアーカラー。
寒色系の色調で、日本人特有の赤みを

押さえクールなイメージ。

 

明度
色の明るさの度合いで、

白に近づくほど(薄い色)明度が高く、
黒に近づくほど(濃い色)明度が低いとされている。

メッシュ
ウィービングよりも染める幅が広く、

それ自体をデザインのアクセント

として使う場合が多い。

 

メデュラ(毛髄質)
髪の中心部。メラニン色素がタンパク質と

結合したメラニン顆粒が存在する。

 

メラニン
髪色を決定する色素。

 

リタッチ
新生毛部分(新しく生えてきた髪部分)と
概染毛部分(すでに染めている部分)との

色の差を補正すること。

 

レベル(トーン)
メラニン色素が脱色されていく時の髪の透光率を

目安にした髪の明るさを示す単位。
日本人の標準的な髪の明るさのレベルは6

。数字が低いほど色味が暗くなる。
トーンという場合もある。

 

 

 

レベル(トーン)スケール

髪の明るさの明度や鮮やかさの彩度をはかる

目安になる毛髪表

画像4.png

 

ローライト
ベースの髪色より暗い色を入れ部分的に

影を作るテクニック。

 

ワンタッチカラー(ワンメイク)
べた塗りの意。根元・中間・毛先など

髪全体を均一に染めること。

 

 

色彩学

 ●色の3属性

 色を見分けたり、分類する上で

基本となる要素に色相・明度・彩度があります。

  これを色の3属性といいます。

 ●色相・明度・彩度

色相.png

画像2.png

彩度図.png

 

 ●色の「3原色・第2原色・中間色」

 

3原色図.png

 

      ⇩

  隣同士の色を混ぜると

第2原色.png

      

  更に隣同士の色を混ぜると 

中間色.png

 

●有彩色と無彩色

色には、有彩色無彩色があります。

有彩色.png

無彩色.jpg

 

●色相環・補色

色相環2.png

補色.png

画像6.png

   ポイント

3原色をすべてミックスすると、

ニュートラルブラウンになります。 

 

Ⅱケミカル編

 4.「髪色を決めるメラニン」

 

●髪色

髪色はメラニンの種類と量によって決まります。

メラニンが大きく、量が多いと光を吸収して髪は

黒く見えます。逆にメラニンがほとんどないと光

を反射して白く見えます。メラニンが髪の重量に

占める割合は約4.5%以下です。0%になると真っ

白に見えますが、極端にブリーチした髪や、薄い

黄色に見える白髪などには、メラニンがまだ存在

 しています。

 

●黒髪をブリーチしていくと

日本人の黒髪には「ユウメラニン」が多く

含まれています。ブリーチすると、

メラニンが壊され髪色が変わります。

ユウメラニンがまず壊され、赤~オレンジ

髪色が変化していきます。

さらにブリーチしていくとフェオメラニン

色が残ってオレンジ~黄色に変化していきます。

 

画像8.png

 

 ●メラニンの種類と量

日本人の"黒髪"は赤褐色のユウメラニン

(真メラニン)が多く存在し、

欧米人の"ブロンド髪"には、黄赤色の

フェオメラニン(亜メラニン)が

多く存在しています。

このメラニンは、水に溶けない

高分子色素ですが、アルカリ溶液

(パーマ1剤など)には、少し溶けて

褐色の溶液となります。

画像7.png

ポイント

日本人の黒髪には「ユウメラニン」が多く

含まれています。

ブリーチすると、メラニンが壊され髪色が変わります。

画像6.png

メラニン図.png

「レベル、アンダートーン、トーンについて」

●レベル

髪の明度(明るさ・暗さ)をレベルといいます

Aroma&ivoryでは18段階の数字で表します。 

 

画像1.png

 ●アンダートーン

 黒髪をブリーチしていくと少しずつメラニンが分解され、

レベル(明度)が上がっていきます。

メラニンが壊れて抜けたときの髪色をアンダートーンといいます。

アンダートーンを色相環は、次のようになります。

 

●トーン

髪の明度(明るさ・暗さ)と彩度(鮮やかさ・くすみ)を

合わせてトーンといいます。

3182.gif

 

 「ヘアカラー剤の分類」

1.ヘアカラー剤の種類と特徴

一時染毛料

●色素の種類/顔料

pH/中性

特徴/染毛は簡単・表面付着・1回のシャンプーでとれる
ダメージ/無
かぶれ/無
薬事分類/化粧品

半永久染毛料

●色素の種類/酸性染料

pH/酸性

特徴/色が鮮やか・ツヤ感が良い

ダメージ/無
かぶれ/無

 

薬事分類/化粧品

●色素の種類/HC染料 塩基性染料

pH/弱酸性~アルカリ性

特徴/HC染料はヘアカラーの直接染料と
  同じタイプ
  塩基性染料は+イオンを持つ色持ちは
  よくない
ダメージ/無~わずかに有り

かぶれ/無
薬事分類/化粧品

 

永久染毛料

●色素の種類/金属類

pH/アルカリ性

特徴/鉄+タンニン酸等ポリフェノール・

パーマがかからなくなる

ダメージ/有

かぶれ/(頻度少)

薬事分類/医薬部外品

 

●色素の種類/酸化染料(2剤式)

pH/アルカリ性

特徴/明るいヘアカラーができる

ダメージ/有

かぶれ/有

薬事分類/医薬部外品

 

pH/弱アルカリ性

特徴/明るいヘアカラーができる

ダメージ/少

かぶれ/有

薬事分類/医薬部外品

 

pH/弱酸性(pH6~6.5)

特徴/痛まないヘアカラーができる

ダメージ/無

かぶれ/有

薬事分類/医薬部外品

その他

色素の種類/植物類

pH/酸性

特徴/染まりが薄い

ダメージ/無

かぶれ/(頻度少)

薬事分類/化粧品

 

2.髪とpHの関係

  健康な髪のpHは、4.5~5.5%の弱酸性です。

髪とpHの関係

 左/髪に+イオンが多くなると-イオンと

引き合うようになります。

主に酸性染料の染着に関係しています。

右/髪に-イオンが多くなると+イオンと
引き合うようになります。
主にカチオン界面活性剤の吸着に関係しています。

ポイント

  • 髪にとって弱酸性が一番健康な状態。
  • 髪はpHの状態によってイオン性が変化します。

 

「酸化染料と酸性染料のちがい」

酸化染料 酸性染料
染料の特徴

酸化染料と酸性染料のちがい

・小さい
・代表的な染料名「パラフェニレンジアミン

酸化染料と酸性染料のちがい

・大きい
・代表的な染料名「赤色 102号

髪への染まり 染料の分子が非常に小さいので髪の内部まで浸透し、2剤の過酸化水素により酸化され大きくなって発色して内部にとどまります。 染料の分子が大きく髪の内部までは浸透できず、表面からキューティクル内側に染まるだけです。
どのようにして染まるか(染着部位)

酸化重合

酸化重合
1剤 酸化染料
2剤 過酸化水素

イオン結合

イオン結合
髪のイオン性 +(プラス)
染料のイオン性 -(マイナス)

 

「髪は3層構造」

髪の主成分は、ケラチンタンパク質。

髪の構造は主にキューティクル(毛小皮)、

コルテックス(皮質)、メデュラ(髄質)の3層で

構成されています。

キューティクルは、硬質のケラチンでつくられており、

髪の内部を守る働きをします。

そのため、キューティクルが破壊されると

髪のダメージは進んでいきます。

メラニン、コルテックス、メデュラ、キューティクル

ポイント

  • 髪は3層構造になっています。
  • のり巻きのようなものです。
    のり:キューティクル
    ごはん:コルテックス
    具:メデュラ

「酸性染料の染まり方」

  • 通常の髪(等電帯)通常の髪(等電帯)
    +イオンとーイオンがつりあっている状態です。

 

  • 酸性状態酸性状態
    +イオンを帯びた状態になります。

 染まった状態

  • 染まった状態
    +イオンにーイオンを持った酸性塗料が染着します。
  • 髪は健康な状態(等電帯pH4.5~5.5)では
  • +イオンと-イオンがつりあっている状態ですが、
  • 傷んでくるとpHが高くなり-イオンが多くなります。
  • ヘアマニキュアに入っている酸は髪を酸性にして
  • +イオンを多くすることで、マニキュアの
  • 酸性染料(-イオン)が染着しやすくなります。

 

「酸化染料の染まり方」

酸化染料(1剤)、過酸化水素(2剤)

パラフェニレンジアミンが過酸化水素により酸化されます。

酸化されることで巨大化し、色として目に見えるようになり、

発色して髪内部にとどまります。

巨大化することで、キューティクルの外側に出られなくなります。

「アルカリヘアカラーの染毛メカニズム」

アルカリヘアカラーは、1剤に含まれる酸化染料・

アルカリ剤・界面活性剤と、2剤に含まれる

過酸化水素で、浸透・発色・ブリーチの3種類の

作用が起こります。

1剤(酸化染料・アルカリ剤・界面活性剤) 2剤(過酸化水素)による染毛メカニズム

1剤(酸化染料・界面活性剤) 2剤(過酸化水素)による染毛メカニズム

ポイント

アルカリヘアカラーには3つのプロセス、

弱酸性カラーは2つのプロセスがあります。

1剤のレベル(明度)による、アルカリ剤と

酸化染料(色素)の配合バランスの違い

8レベルと12レベルのアルカリ剤と酸化染料の配合バランスの図

薬剤のレベル(明度)が高くなるほど、

薬剤に含まれるアルカリ剤の割合が高くなり、

酸化染料の割合が低くなります。

 

「光源による色の見え方の違い」

自然光(太陽光)、昼光色灯(蛍光灯)、白色灯(蛍光灯)の

光源による色の差

同じ色のヘアカラーをしても、光の違いで色味の見え方は

まったく違ってきます。サロンではマット、アッシュの色味が

強く見えたのに外に出ると自然な感じに見えたりします。

お客様のライフスタイルを考えた色味の提案も、ヘアカラーに

とって重要な要素です。

ポイント

髪色としては赤味にシフトして見えます。

Aroma&ivoryでは、光源によって髪の色が違って見えるので、

お客様のライフスタイルも考慮に入れた提案をします。

 

太陽光では

自然光⇒昼間の外の太陽光は均一な全波長を含むため、

髪本来の色で見えます。

 

蛍光灯では

昼光色灯、昼白色灯⇒白色灯より青味が暖和されているため、

自然な色味に近い色で髪色が見えます。

 

白色灯青味が強いため、髪の色も青味にシフトして見えます。

 

白熱灯では

リフレクターランプ
(レフランプ、アイランプなど)

ハロゲンランプ

蛍光灯より明るく、種類やワット数によって

色の見え方は異なりますが、蛍光灯よりも

太陽に近い状態で髪色が見えます。

 

豆電球

明るさが足りないため、美容室で使用されていませんが、

 

 

「2剤と発色の関係」

1.過酸化水素濃度と発色、ブリーチ力、ダメージの関係

ダメージを少なくするには、

過酸化水素濃度の違いによる

2剤の使い分けが重要です。

毛先などの損傷した部位には、

低い濃度の2剤が適しています。

OX-2.4ACを使用した場合は、AC(アルカリキャンセル)

効果で1剤のアルカリ成分を中和し、

弱アルカリカラーとなります。

既染毛やダメージ毛に対して低ダメージ、

低ブリーチのカラーリングが可能です。

4つの2剤バリエーション(発色、ブリーチ、髪へのダメージについての2剤の機能性比較)
※グラフはOX-6.0を100とした場合の対比を表しています。

2.過酸化水素濃度と発色の関係

放置時間が20分を超えると、過酸化水素濃度が6%

より2.4%の方が、発色が強くなっていきます。

過酸化水素濃度が2.0%以上になると、わずかですが

ブリーチ作用が発生します。

色味によっては酸化染料ごとに発色のスピードが違いますので、

放置時間の違いにより仕上がりの色味に影響する場合があります。

発色の速さの図(ナチュラル系は、放置時間が短いと緑味が強く出ます。

3.2剤の過酸化水素濃度の違い

Aroma&ivoryではカラー2剤の過酸化水素は

お肌が弱い方や色持ちなどが良くなるように

1%~6%を使用しています

「安全なカラーリングを提供するために」

使用上の注意事項

初めてカラーされるときは

事前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を

実施したり、カラーリング中にお客様が

異常を感じた場合には施術を中止したりする等、

リスクを回避するための行動を促すことが

重要です。お客様の立場に立って安心安全

なカラーリングを提供します。

カラーリング時の注意

今までにかぶれたことのある方は、

カラーをしないでください。

皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を実施しましょう。

酸化染毛剤を使用して、お客様がかゆみ・赤み・強い刺激等の

異常を感じた場合は、施術を中止します。

医療機関を受診してもらうなど適切な対応をします。

 

皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の注意

皮膚アレルギー試験(パッチテスト)は、

テスト液を塗った後からおよそ30分後及び48時間後の

観察が必要です。
※アレルギー性接触皮膚炎の場合、翌日以降に

反応が現れることがあるため、

48時間後の観察も必要となります。
※感作を促したり過度のアレルギー反応を

引き起こしたりするおそれがあるため、

テスト液を塗った部分を絆創膏等で覆わないでください。 

「カラーとパーマのいい関係をつくるためには」

ヘアカラー毛に対してパーマを施術することで、

ヘアカラーは褪色してしまいます

 

なぜパーマで褪色するのか?

ヘアカラーの発色の仕組みとパーマの1剤の

還元作用が関係しています。

ヘアカラーは、1剤に含まれる酸化染料と2剤に含まれ

「酸化作用」をもつ過酸化水素が反応し、

酸化重合することで発色しています。

しかし、パーマの1剤には酸化作用の反対の

「還元作用」があります。そのため、毛髪内部で

酸化重合している染料の結合をパーマの1剤の

還元作用で切ってしまうことで、染料の粒子が

小さくなり消色し、溶出していきます。

また、パーマ施術中は1剤に配合されている

アルカリの影響で、毛髪が膨潤し、キューティクルが

開いた状態となっており、染料が溶出しやすくなっています。

このようにパーマの1剤によって結合を切られた染料の

粒子が毛髪内部から溶出してしまうため

ヘアカラーが褪色してしまいます。

パーマ剤で褪色しやすい色味は?

ヘアカラー剤に配合されている酸化染料は、

(1)直接染料、(2)中間体、(3)カプラーの

3つのタイプに分類され、それらを

組み合わせて色味がつくられています。

パーマによる褪色は、染料の酸化重合したときの

大きさと毛髪への浸透性が大きく影響しています。

 

染料の種類/直接染料

特徴/赤色、黄色などの鮮やかな色の染料のことで、

小さい染料粒子そのままで色を出す。

表現される色味/ウォーム系に多く含まれる。

酸化重合/無

パーマによる褪色の影響/小

 

染料の種類/中間体

特徴/色のベースとなる染料のことで、

過酸化水素で酸化されて大きくなり発色する。

表現される色味/クール系、ナチュラル系に多く含まれる。

酸化重合/有

パーマによる褪色の影響/大

 

染料の種類/カプラー

特徴/中間体と結合して発色する染料のことで

過酸化水素で酸化されて大きくなるが

そのものだけでは色味はない。

カプラーの違いで様々な色素が作られる。

表現される色味/クール系、ナチュラル系に多く含まれる。

酸化重合/有

パーマによる褪色の影響/大

※特にアッシュ系、マット系や一部の赤系は、

中間体とカプラーで結合している数が少ない

状態で発色しているため、パーマの1剤の

還元作用で壊されやすく、褪色しやすい色調です。

 

パーマ剤による褪色を防ぐためには

パーマによる褪色を抑えるためには、1剤・2剤の選定、

施術方法がポイントとなります。褪色は還元剤や

アルカリ剤の種類にも大きく関係します。

シス系のパーマ剤よりもチオ系のパーマ剤のほうが

褪色が大きい傾向があります。アルカリ剤は

アンモニアよりもモノエタノールアミンの方が

褪色が大きい傾向があります。また、1剤のpHは

高くなる方が褪色・変色が少ない傾向にあります。

これはヘアカラー剤のpH(アルカリカラーpH9.5以上)に

近くなるほど、発色が安定するためと考えられています。

2剤の選定について

2剤においては、臭素酸系よりも過酸化水素系のほうが

褪色は少ない傾向にあります。ヘアカラーの2剤には、

過酸化水素が使用されており、臭素酸は使用されていません。

穏やかな酸化力の臭素酸では、パーマ1剤で還元されて

切れてしまった染料を再度、酸化重合させて発色させる

ことができないからです。一方、強い酸化力を持つ

過酸化水素は、還元されてしまった染料を再び発色

させることができます。 このように、同じ1剤を使用

しても、2剤の選定によって褪色の度合いに大きな差が出ます。

 

 

薬剤選定のポイント   褪色の大きさ
1剤 還元剤の種類   チオグリコール酸系 > システイン系
アルカリ剤の種類   モノエタノールアミン系 > アンモニア系
pH   低い > 高い
2剤     臭素酸系(ブロム酸系) > 過酸化水素系

施術方法について

薬剤選定だけでなく、施術方法もヘアカラーの

褪色に影響します。 褪色を抑えるための施術上の

ポイントを確認しましょう。

(1) つけ巻きの場合、できるだけ早く

 ワインディングする。(時間差によるムラをなくす)
(2) 必要以上に長い時間、髪を薬剤に浸さない。

 (オーバータイムをしない)
(3) 1剤の薬剤が流れ落ちないように塗布量を調整する。
(4) 2剤をムラなく塗布する。

特に2剤塗布の際には注意が必要です。

髪がロッドに巻かれている状態では、

毛先が内部に重なっているため2剤の

浸透に差が出て、薬剤が均一に作用して

いないということが起きます。 特に、

過酸化水素系を使用すると、薬剤が

作用した部分は色が戻りますが、

薬剤の作用が弱い部分では色が褪色した

ままとなり、塗布ムラがそのまま色ムラに

なってしまいます。

酸化染料が発色されていないということは

S-S結合も元に戻っていないということです。

そのため褪色ならびにダメージを抑えるためには、

ロッドアウト後のすすぎの前に、再度2剤を

塗布するかしっかり1度で多めに塗布することが必要です。

 

※Aroma&ivoryでは、パーマで褪色を防ぐために髪に、

処理剤超低分子Bioコラーゲンタンパク質を

たっぷり多めに補給するメニューもあります。

髪のダメージ、ウェーブのダレを抑えるために

pHがより低い弱酸性のヘアカラーを使用

することをおすすめします。

 

「1剤のレベルとブリーチ力の関係」

下記はデミカラーのアソートカラーデーターにて

1剤の放置時間とレベル(明度)の推移

 

 

「ファッションカラーの場合」

1.リタッチ

新生部、既染部のイメージ

手順

1.Aに希望色を塗布し、10~15分間放置します。

2.ABの明度・色調がそろったら、

全体にコームスルーしシャンプーします。

 

ポイント

トップやそり込み部分は染まりやすく、

もみあげやネープなどは染まりにくいため、

塗布量や塗布の順番を考えましょう。

 

2.トーンアップ

新生部、既染部のイメージ

手順

1.Bに希望色を塗布し、10~15分間放置します。

2.Aに希望色を塗布し、10~15分間放置します。

 なるべく地肌につけないように注意して塗布しましょう。

3.ABの色調がそろったら、シャンプーします。

 

3.トーンダウン

新生部、既染部のイメージ 2つの使い分けがポイント

手順

1.Aに希望色を塗布し、5~10分間放置します。

なるべく地肌につけないように注意して塗布しましょう。

2.Bに希望色をOX-2.4、またはOX-2.4ACを使用して塗布し、

10~15分間放置します。

3.ABの色調がそろったら、シャンプーします。

 

既染部のダメージを少なくするために、

2剤は過酸化水素濃度の低いタイプ(OX-2.4)

または高酸度2剤(OX-2.4AC)を選定し、

ブリーチ力を抑えて色味だけを補うことを

おすすめします。

 

「グレイカラーの場合」

1.リタッチ

新生部、既染部のイメージ

手順

  1. Aに希望色を塗布し、15~20分間放置します。
  2. ABの明度・色調がそろったら、
  3. 全体にコームスルーしシャンプーします。

2.フルカラー

新生部、既染部のイメージ

手順

1.Aに希望色を塗布し、15~20分間放置します。

2.Bに希望色をOX-2.4、またはOX-2.4ACを

使用して塗布し、10~15分間放置します。

3.ABの色調がそろったら、シャンプーします。

ポイント

既染部は新生部より彩度が高い薬剤を使用しましょう。

同じ薬剤を選択すると、毛先が暗く沈みやすくなります。

 

3.グレイ比率による使用薬剤の目安

※6レベルの薬剤で染めた場合の対象毛による仕上がりの違い

グレイ比率のイメージ

ポイント

グレイ比率によって仕上がりのレベルが変化します。

使用薬剤のレベルは、グレイ比率に合わせて設定しましょう。

 

パーマのしくみ・基礎知識(1)」

まずは、毛髪の4つの結合を理解しておきましょう

毛髪の4つの結合

① ペプチド結合
アミノ酸の基本的な結合。過度のアルカリ剤、

過酸化水素で加水分解されて切断します。

 

② シスチン(S-S)結合
システイン2分子が結合したもの。

1剤の還元剤によって切断され、

2剤の酸化剤で再結合してS-S結合に戻ります。

 

③ イオン結合
-(マイナス)イオンと、+(プラス)イオンの結合。

髪の健康な状態は、イオン結合がしっかり結合している

pHが弱酸性(pH4.5~5.5)の状態(=等電帯)。

髪のpHがアルカリ性に傾くと、イオン結合が切断されます。

※-イオンになるアミノ酸…グルタミン酸、

アスパラギン酸(酸性アミノ酸)

 +イオンになるアミノ酸…アルギニン、

リジン(塩基性アミノ酸)

 

④水素結合
水に濡れると切断。乾かすことで再結合します。

 

4つの結合とパーマのかかるしくみ

パーマ剤の反応プロセスと4つの結合は深い

関係があります。

4つの結合のうち3つの結合を切断し、

美容技術の中で最も効率的に髪を軟化させる薬剤が

パーマ1剤です。

水素結合 ←薬剤塗布で切断

イオン結合 ←パーマ剤がアルカリ性なので

髪のpHもアルカリ性に傾くことによって切断

S-S結合 ←1剤の還元作用で切断

※すべてのシスチン結合が切断されるわけではなく、

強いパーマ剤でも髪のシスチン結合の約20%

しか実際には切断されていません。

パーマ2剤の酸化剤で戻せるのは、

シスチン(S-S)結合だけです。

pHを等電帯(pH4.5~5.5)にし

髪を乾かすことで、イオン結合と水素結合が

元に戻ります。
ウェーブはこの3つの結合で作られているので、

パーマ処理においては、3つの結合をしっかりと

戻すことが重要です。
これができていないと、弾力の低下と間充物質の

溶出によりウェーブ形状の固定化ができず

パーマがとれやすくなります。さらに、

髪の強度低下、水分量低下にもつながります。

パーマのかかるしくみ

パーマ剤の分類

パーマ剤の目的とは“毛髪にウェーブをもたせ

保つ” “くせ毛、縮毛又はウェーブ毛髪を伸ばし、

保つ”ことです。

 

上記の効能、効果が薬事法で定められており、

還元、酸化の化学反応を伴うことから、

人体の安全性を確保するために、

パーマ剤は医薬部外品となっています。
パーマ剤はパーマネント・ウェーブ用製造(輸入)

承認基準により、パーマネントウェーブ品質規格が

薬事法で定められており、大きくは

パーマネントウェーブ剤

と縮毛矯正剤に分類されています。

パーマネントウェーブ剤は、

有効成分(チオグリコール酸塩類、システイン類)

形態(二浴式、一浴式、用時調整二浴式)

使用方法(コールド式、加温式)により

6つのカテゴリーに区分されます。

一般的に使用されるパーマネントウェーブ剤の

コールド二浴式と加温二浴式の違いをみてみると

加温式では、60℃以下であれば加温しても

かまいませんが

加温されることによる毛髪のダメージを考慮して、

還元剤の濃度、アルカリ度、pHの上限が

コールド式よりも低く設定されています。

パーマネントウェーブ用剤-コールド式と加温式の規格

1剤 チオグリコール酸 システイン
コールド式 加温式 コールド式 加温式
温度 室温(1~30℃) 60℃以下 室温(1~30℃) 60℃以下
*還元剤濃度 2~11% 1~5% 3~7.5% 1.5~5.5%
アルカリ度 7ml以下 5ml以下 12ml以下 9ml以下
pH 4.5~9.6 4.5~9.3 8~9.5 4~9.5

(*チオグリコール酸の濃度が7%以上のときには、

越えた%分ジチオジグリコール酸を必ず配合すること)

2剤 臭素酸ナトリウム 過酸化水素
コールド式 加温式 コールド式 加温式
酸化力 3.5以上 3.5以上 0.8~3
(過酸化水素濃度)
(2.5%以下)
0.8~3
(過酸化水素濃度)
(2.5%以下)
pH 4~10.5 4~10.5 2.5~4.5 2.5~4.5

その他よく聞く薬剤の分類

ストレートパーマ剤(縮毛矯正剤)

チオグリコール酸を有効成分としたもので、

コールド式(室温施術)、加温式(60℃以下での施術)

アイロンを使用できるかどうかにより以下の4つの

カテゴリーに区分されています。

 チオ系コールド二浴式用縮毛矯正剤

 チオ系加温二浴式用縮毛矯正剤

 チオ系コールド二浴式用縮毛矯正剤(アイロン使用可)

 チオ系加温二浴式用縮毛矯正剤(アイロン使用可)

サルファイト系カーリング料

亜硫酸塩を有効成分としたカーリング料。

パーマ剤と同様に還元の化学作用を伴いますが、

安全性が高く、化粧品に分類されています。
その他、よく聞くシステアミンも化粧品に

分類のカーリング剤です。

 

「パーマのしくみ・基礎知識(2)」

パーマのしくみ・基礎知識(1)では、

パーマ剤が髪に作用するしくみと、

おおまかなパーマ剤の分類についてご紹介しました。

今回は、パーマ剤の1剤・2剤のもう少し

細かい種類と特徴をみていきましょう。

 

パーマ1剤の成分

還元剤は、シスチン(S-S)結合を切断する働きがあり、

いくつか種類があります。パーマ剤では、

「チオグリコール酸塩類」「システイン又はその塩類」

使用されており、カーリング料では、

「亜硫酸ナトリウム」「システアミン」などが使用されています。

パーマ1剤の成分

還元剤の種類と構造

還元剤の種類と構造

質感の違いとは…

還元剤の違いにあり、システイン系のパーマ剤は、

反応後のシステインが2剤により酸化されると

システインが2分子結合した水に不溶性の

シスチンを生成し、毛髪内部に定着して、

ハリ・コシをだします。亜硫酸ナトリウムは、

水に溶けやすく、毛髪中に残りにくいため

やわらかいカールをつくることができます。

還元剤の種類と構造

アルカリ剤の種類と特徴

アルカリ剤の働きは、pHを高め、

毛髪を軟化、膨潤させて、パーマ剤の

浸透をよくして還元反応を促進します。

アルカリ剤としては、

「アンモニア」

「モノエタノールアミン」

「炭酸水素アンモニウム」などが配合されます。

それぞれのアルカリ剤には特性があり、

配合するアルカリ剤で、パーマ剤の作用が

変化します。

 

アルカリ剤の種類   特徴
アンモニア   揮発性のため刺激臭はあるが毛髪へ残留が少ない。反応は早いが、オーバータイムしにくい。手に対する刺激がある。
モノエタノールアミン   不揮発性のためニオイは少ないが、毛髪への残留が多い。反応は遅いが、オーバータイムしやすい。手に対する刺激がある。
炭酸水素アンモニウム   弱アルカリ性のアルカリ剤。施術時間の経過とともに、炭酸とアンモニアに分解され、アルカリ性になるため反応が強くなる。
アルギニン     塩基性アミノ酸のひとつで、毛髪との親和性が高い。アルカリ剤の作用としては弱く、反応は穏やかである。

パーマ剤2剤の成分

酸化剤は、1剤で切断したシスチン(S-S)結合を

再結合させる働きがあります。パーマ2剤の主成分は、

「臭素酸ナトリウム(ブロム酸ナトリウム)」

「過酸化水素水」です。目的に合わせて2剤の種類を

選定することをおすすめします。

パーマ剤2剤の成分

過酸化水素 H2O2 成分例 臭素酸ナトリウム NaBrO3
酸化作用が強く、2剤処理の時間短縮が可能。 酸化作用 穏やかなため、放置時間をしっかりおく必要がある。
2.5%以下 配合量 3.5%以上
pH3程度 pH pH6程度
酸化染料を酸化重合させることができ、ヘアカラーの褪色が少ない。また反応後に水しか残らないため、しなやかでやわらかいカールが得られる。 特徴と質感 塩析効果のため、リッジの効いたハリのあるカール感が得られる。

2剤を加温すると、急激な酸化反応により

ダメージの原因となります。

 

「パーマとダメージについて」

では、そのパーマとダメージの関係について

 

なぜ、思い通りのウェーブが表現できないのか?

ヘアカラーなどを繰り返してダメージを受けた髪は、

根元、中間、毛先で、髪の状態やダメージ度が異なります。

 

なぜ、思い通りのウェーブが表現できないのか?

根元

キューティクルが健康な状態で親油性

(油になじみやすい性質)であるため水になじみにくい。

 

中間部分~毛先

毛先に近づくほどキューティクルが剥がれて、

親水性(水になじみやすい性質)に変化している。

 

毛先

キューティクルがほとんどなくなり

コルテックスがむき出しになり、間充物質が流れ出やすい。

特に毛先は枝毛・切れ毛になりやすい状態。

 

パーマによる髪のダメージ要因とその対策

パーマによるダメージにはいくつか要因がありますが、

その中で2剤処理と後処理の対策について詳しくみてみましょう。

2剤処理について

2剤の塗布ムラがあると、シスチン(S-S)結合が

しっかり戻らない部分ができてしまい、

ダメージにつながります。

 

塗布ムラをなくすために下記のことに注意。

  1. 2剤を1度付けする。

   …ロッド1本1本丁寧に塗布しましょう

  2.ロッドの裏側もしっかり2剤を塗布する。

   …ロッドを持ち上げて1本1本塗布しましょう

  3.ロッドアウト後、残った2剤を全体に塗布する。

   …よく揉み込んでから軽く流すと

   ウェーブヘアのコンディションを整えやすくなります

後処理について

2剤処理によってシスチン(S-S)結合は

ほぼ戻り多少pHも下がりますが、それでも

pH8以上のアルカリ性のままです。

その状態のままだと、どのようなダメージに

つながるか

後処理について

 

なぜ、ストレートパーマ履歴があるとパーマがかからないのか?

アイロンストレートによる毛髪ダメージの影響は

非常に大きいものです。

過度のアイロン施術により、パーマをかけるために

必要なケラチンタンパクが変性してしまいます。

ゆでたまごが生卵に戻らないように、一度変性したタンパク質は決して元には戻りません。

ゆでたまごが生卵に戻らないように、

一度変性したタンパク質は決して元には戻りません。

タンパク質が変性すると、パーマであれば、

パーマがかからないという問題が起きたり、

ヘアカラーでいえば染料が毛髪内部に

浸透しにくくなり、ムラになりやすくなります。

ストレートパーマのダメージ

ウェーブコントロールのために知っておきたい薬剤ポイント

ウェーブをコントロールする薬剤的要因は6つの要因があります。

  1. 還元剤の種類
  2. 還元剤の量(還元力)
  3. アルカリ剤の種類
  4. アルカリ剤の量(アルカリ度)
  5. pH
  6. 2剤の選定

チオグリコール酸とシステインでは、

還元力の数値が同じでも、パワーは

同じではありません。

還元剤の種類が違うと同じ還元剤でも、

ウェーブの強弱は異なります。

アルカリ度(アルカリ剤の量)も同様です。
6つの要因のうち、ひとつでも変化させることで

ウェーブをコントロールすることが可能ですので、

ひとつの要因だけで判断できません。


システインは、チオグリコール酸と比較して

還元する力が弱いので、パワー不足を

カバーするために、pHが高くなります。
pHをあげればパワーはアップしますが、

ダメージの原因にもなりますので、

かかりを強めながらも、ダメージを

させないためのバランスが重要です。

 

「パーマと処理剤について」

健康毛とダメージ毛の髪の内部には

大きな違いがあります。

健康毛とダメージ毛の髪の内部には大きな違いがあります。

ダメージを受けている毛髪の中間~毛先では、

間充物質(分子量約10,000)の

ケラチンタンパクが失われておりさらに

マクロフィブリル

(分子量約80,000~100,000)の

ケラチンタンパクが損傷しています。

このようなダメージ毛に対してきれいな

ウェーブを表現するためには、

前処理、中間処理、後処理それぞれ

適切な処理剤が必要となります。

前処理について

健康毛は、キューティクルがあることによって

疎水性の性質を持っています。ダメージ毛になると

キューティクルがはがれ水になじみやすい

親水性の性質に変化します。ヘアカラーなどを

繰り返してダメージを受けた髪は根元~中間~毛先で

髪のダメージに差があるため、性質の異なる部分が

混在することになります。
髪の状態とダメージ度に合わせて前処理の方法を変え

出来る限り髪を本来の性質に戻すことが前処理の

行程において重要になります。

 

●ダメージの少ない部分

CMC、マクロフィブリルの間に浸透できる

低~中分子のケラチンタンパク(間充物質)を補う

 

●ダメージの大きい部分

 CMC、マクロフィブリルの間に浸透できる

中~高分子のケラチンタンパク(間充物質)を補う

      ⇩

コラーゲン、ヒアルロン酸、ヒドロキシプロリンなどの

保湿成分やエモリエント成分で潤い、やわらかさを与える

     ⇩

ハイダメージ成分にはさらに高分子タンパク、

および皮膜効果のある成分などで擬似キューティクルをつくりコートする

 

加水分解ケラチン

羊毛由来のケラチンタンパクです。
分子量の小さいものから大きいものまで、
いろいろな種類があります。
ダメージの大きい部分には、
低分子のケラチンよりも
高分子(分子量約10,000)のケラチンが
効果的です。
加水分解コラーゲン
構成アミノ酸の3分の1をグリシンが
占めているのが特徴です。また、
ヒドロキシプロリンやプロリンも多く
含まれているため、高い保湿力、
柔軟性を持っています。

前処理のポイント

  1. 間充物質(アミノ酸、タンパク)の補給と固定
  2. 親水性を疎水性の状態にし、出来る限り髪本来の性質に戻す

 

中間処理剤について

(※化粧品であるカーリング剤の場合)

中間処理で使用する酸リンス剤は、

1剤のアルカリを中和、除去するために

リンゴ酸・クエン酸・コハク酸などの有機酸が

配合されています。残留アルカリの影響をなくし

2剤の働きを効果的にします。
1剤処理後は、髪がもっとも膨潤した状態で

ウェーブ形成に必要な間充物質の代わりとなる

分子量の大きいタンパク(ケラチン・コラーゲンなど)が

毛髪内部に浸透しやすい状態です。

これを利用して、タンパク(ケラチン・コラーゲンなど)を

補給することも中間処理の重要なポイントです。

 

中間処理のポイント

1.残留アルカリの中和

2.膨潤状態でタンパク(ケラチン・コラーゲン)を補給する

 

後処理剤について

パーマ処理後の髪のpHは、

中間処理や2剤処理をしても、

弱アルカリ性~中性でイオン結合が

切れている状態です。pHを等帯電

(pH4.5~5.5)にして

イオン結合を元に戻す必要があります。
また、前処理で間充物質を補給しても、

パーマ施術中にそのケラチンタンパクがある

程度流出してしまいます。

ウェーブを保持するために後処理でも

しっかりと間充物質を補給することが重要になります。

 

ダメージが小さい部分

… 分子量の小さい

タンパク(ケラチン・コラーゲン)を補給する。


ダメージが大きい部分

… 分子量の大きいタンパク(ケラチン・コラーゲン)を補給する。

毛髪細胞膜複合体(CMC)成分と

擬似キューティクル成分が配合されている

トリートメントで毛髪表面を変化させ

ダメージした親水性の髪を疎水性の状態に戻す。

 

後処理のポイント

1.髪本来のpHに戻す

2.間充物質(アミノ酸、タンパク)

 毛髪細胞膜複合体(CMC)成分の補給による修復

3.擬似キューティクルをつくり、

 髪を親水性から疎水性の状態に戻す

 今後、美容技術における様々な場面、様々な髪の状態により、

 前処理剤の重要性はますます高くなると 思います

 

「パッチテストの手順」

ヘアカラーリングの2日前(48時間前)には

次の手順に従って毎回必ず皮膚試験(パッチテスト)を

行ってください。パッチテストは染毛剤にかぶれる

体質か否かを調べるテストです。

過去に異常がなく何度も染毛していた方でも

体質の変化でかぶれる場合もありますので

できるだけ行ってください。

準備するもの

1剤と2剤を混合する小皿

(染毛剤によっては、専用の容器があります。)

脱脂綿、綿棒、実際に使う予定のヘアカラーの1剤と2剤

準備するもの

パッチテストの手順

  • 1剤と2剤を指定された割合で取り出します

    (アイテムによって混合の割合が異なりますからご注意ください)。

  • 取り出した1剤と2剤を、

    新しい綿棒で混ぜ合わせテスト液をつくります。

  • テスト液を綿棒にとり、腕の内側に10円硬貨大に薄く塗って自然乾燥させます。

    テスト液を綿棒にとり、

    腕の内側に10円硬貨大に薄く塗って自然乾燥させます。

    ※テスト液は乾くまで衣服につかないように注意しましょう。

    30分くらい放置しても乾かない場合は液のつけすぎです。

    余分な液を、こすらないようにして

    脱脂綿やティッシュペーパーで軽くふきとってください。

  • そのまま触れずに48時間放置します(時間厳守!)。

    テスト部位の観察はテスト液塗布後約30分後と

    48時間後の2回、行ってください。

    そのとき、塗布部に発疹、発赤、かゆみ、水泡、刺激など

    皮膚の異常があった場合には、手などでこすらないで、

    すぐに洗い落とし染毛はしないでください

    (48時間以前でも、同じような異常があったときは同様)。

  • 48時間以内に異常がないことを確認したら

    すぐにカラーリングします

    上記はアロマアンドアイボリー&デミにての資料